■ Scrach Surface ■

Scrach Surface 2007

9月22日〜24日
九州鹿児島坊津2泊3日キャンプツーリング

 今年のツアーは九州も鹿児島、薩摩隼人の闊歩するアツイ南国でのキャンプツアーです。鹿児島薩摩半島のほぼ南端部の枕崎の西側「坊津」は古くから海上交通上の要地で奈良時代には鑑真が上陸した地でもあります。また江戸時代には薩摩藩の密貿易の地として使われていました。そんな歴史情緒あふれる南国坊津ツアーは、奇跡的に台風の影響もまったく受けず真夏のような太平洋高気圧に被われ毎日珊瑚の海を泳いで遊んだツアーとなりました。そして、今年も去年と同様九州でのガイドを頼むなら、アメリカンスピリットが程よく似合う「SouthenWorks」の松本哲也氏の案内のもと南九州を遊んできました。

 9月22日 ツアー1日目 晴れ 東の風

 今回はツアー場所は鹿児島南部でしたが集合は福岡博多駅。しかも駅前に6:00集合参加者の皆さんももちろん僕も松本さんも眠い目をこすりながら、車2台で九州自動車道を南下していきます。3時間ほどで鹿児島に到着左手には錦江(鹿児島)湾に浮かぶシンボル桜島が頂に雲を被り姿をあらわします。鹿児島と桜島は始めてみるのでその雄姿にやや感動気味に車を走らせました。途中枕崎で食料の買出しをすませいよいよ坊津マルキ浜よりカヤックを出します。午前中はどんより雲が広がっていましたが、出発の準備を始めると太陽が顔を出し汗を噴出しながらパッキングを済ませていきます。そしていよいよ出発、坊津は入り組んだ海岸線と東シナ海の真っ青な海が魅力的で、静かな入り江の海面下にはサンゴの群生が見られ南伊豆よりもさらに熱帯的な色とりどりの魚達が泳いでいました。夏は瀬渡しでにぎわう砂浜へ上陸し今夜のキャンプ地としました。静かな入り江の浜の前には真っ青な海が広がり、ソラスズメダイやチョウチョウウオの仲間が群れをなし、伊豆ではあまりお目にかからないハリセンボンに夢中になります。そして日もとっぷり暮れ、松本さんのもつなべで今度は焼酎が進んでしまいます。

車2台にカヤックとヒトを分乗しひたすら南へ下っていきます。

眼下に広がる鹿児島市内と錦江湾に浮かぶ桜島。

そして南国薩摩は真っ青な空と夏のような日差しで僕らを迎えてくれました。

出発の準備も整いチームリーダーの松本氏のツアーの説明を神妙な様子で聞き入る参加者達。

海岸線をゆっくり漕ぎ進んでいきます。深く入り組んだ入り江が僕らの目を開きさせません。 キャンプ地に上陸。夏の日よけシートを張る骨組みがだけが残され、何でもかんでも物干し竿に引っ掛けることができました。
真夏のような気温で日が傾いてきても気にせずサンゴの海で泳ぐことができました。 そして夜は松本氏のもつなべで焼酎がぐいぐい進んでしまいました。
9月23日 ツアー2日目 晴れ 東の風

 そして翌日。今日もからりと青空が広がり朝からゆっくりシュノケールをしながら、朝食をとります。キャンプの片づけが済むと再びカヤックで南下し坊岬へ向かいました。細い水路や小さな岬をいくつも越え坊岬を回りこむと水平線上に美しい円錐型をした山陰が浮かび上がります。薩摩半島南端にある開聞岳で戦時中知覧より敵地へ向かう特攻隊がこの開聞岳を見ながら出撃して行ったそうです。そんな開聞岳のシルエットを眺めながら再び上陸し昼食をとります。昼食後は再び坊岬を回りこみひときはサンゴの群生が美しい浜でシュノーケルを楽しみました。とにかく色とりどりの多様なサンゴが海底に広がり色とりどりの魚がさらに僕らの目を楽しませてくれました。しっかり泳いで遊んだ後は昨日フネを出したマルキ浜へ戻り、荷物を車へ積み込みます。今夜の目的はカツオの港町としても有名な枕崎での居酒屋ツアー、まずは温泉で身を清め地元漁師が集まりそうな居酒屋「政漁丸」へ観光客向けのカツオの料理は一切無く、松本氏お勧めのマグロの胃袋や珍子を生ビールと焼酎で流し込みます。女子供が飲むようなサワーなんて鹿児島の居酒屋には置いてありませんでした。
朝から良い天気の中のんびりムードでホットケーキを食べました。 海面下に時折珊瑚を眺めながら水路を漕ぎ進んでいきます。
水平線に浮かぶ薩摩富士とも呼ばれる開聞岳。 入り江に回りこみ昼食です。ここでもシュノーケルを楽しみました。
そして今回のツアーでもっともサンゴが多かったポイントは、色とりどりのサンゴのお花畑が広がっているようでした。 2日目のツアー終了後は荷物を再びカヤックに積み込み枕崎の市街地へ向かいます。
そして、居酒屋「政漁丸」枕崎の港の向かいにある。地元漁師の居酒屋。 ヌルまったビールと違い、きんきんに冷えた生ビールと、地物の刺身やマグロのから揚げ等でついつい飲みすぎてしまいます。
 9月24日 ツアー3日目 晴れ 北東の風

 そして本日は最終日、公園の東屋でおなかに優しい朝食を取り、本日は坊津の北側沖秋目島に向かいます。この沖秋目島近辺は1966年映画007シーリーズ「007は2度死ぬ」のロケ地で、秋目の集落を望む高台には記念碑が建てられていました。記念撮影を済ませた後は小さな港より船を出します。この日も天気に恵まれ青い海と切り立った岩肌が次々と目の前に広がり、静かな海をのんびりと進んでいきます。飽きることなく変化していく海岸線を楽しみながら島の西側に広がる砂浜へ上陸し昼食をとりながらシュノーケルを楽しみました。松本氏の話によると透明度はいつもより落ちるようですが、伊豆の海でもここまで遠くが見渡せる透明度は少なく、九州東シナ海の実力に脱帽いたします。そして昼食後船を出し、船を出した港へ戻ってきました。楽しかったツアーもこれで終了、後ろ髪を引かれながら再び福岡まで車を走らせました。
最終日も朝から青空が広がり天気に恵まれた3日間になりました。 007の記念碑。ショーン・コネリーと丹波哲郎のサインが刻まれています。秋目に行ったら必ず訪れたい観光スポット。
小さな港より船を出します。秋目の沖合い
1kmほどに浮かぶ沖秋目島。距離もサイズもシーカヤックツアーに程よい島でした。
小さな島の割にはあなどれない景観が広がります。海も静かだったため岸壁にぴったり寄り添うように漕ぎ進んでいきました。
ところどころには細い水路もあり、岩の間をすり抜けてこいでいくのはどこでもとても楽しいパドリングです。 静かな浜でお昼を取ります。とっても広く目の前には坊津の海岸線が広がる気持ちの良い砂浜でした。
そして再び最後のパドリングです。
沖秋目島と陸地の間は水深も浅く海底は白い砂のため沖縄のように青い海が広がっていました。
そして、ゴールの港に到着。天気に恵まれ鹿児島最後の夏を楽しむことができました。
 西日本でのツアーも今年で3年目、毎年天気に泣かされていましたが、今年はほんとにきれいで静かな海をのんびり漕いで遊ぶことが出来ました。2003年一人でこの坊津エリアを通過したときは、はるか先を見つめただまっすぐに漕いで通り過ぎていきました。今年再び訪れた坊津は自分の記憶とはまったく違うとてもきれいで素敵な海を見せてくれました。正直あんなに珊瑚があるなんて想像していませんでしたし。まだまだ漕ぎたい場所が山ほどある日本の海を皆様と遊びに行ければと思っています。また、今回坊津エリアをガイドして頂いた「SouthenWorks」では福岡をはじめ、長崎、熊本、鹿児島等など九州各地でのツアーへ連れて行ってくれます。興味のある方は問い合わせてみてください。一見強面な松本さんがおちゃめに海を案内してくれます。
☆今回のツアー参加者とガイド☆
 名古屋、東京、山梨と各地から参加いただいた皆様。またまた一緒に遊びましょう。
ありがとうございました。
SouthenWorks」代表 
松本哲也
カヤックのみならず九州でのマウンテンバイクのガイドも行っております。

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代表 : 武田 仁志
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